株式市場 stock market 2005 8 7
8月4日、5日と、株式市場は、連続して下落しました。
これは、12000円の大台達成感によるものです。
もうひとつの原因は、政局のリスクです。
株式市場というものは、政局リスクを嫌います。
それにしても、困ったことです。
最近は、株安の原因を、政府が作っていることです。
今回の郵政民営化問題の迷走も、そうですし、
この前の「中国の反日運動」も、原因は、靖国発言でしょう。
政治家は、結局、公務員ですから、
安定的な収入を保障されているので、気楽に発言できますが、
安定収入が保障されていない経済界の人たちは、毎日、
政府のやることが危なっかしくて、困っているでしょう。
欧米の場合は、テロのリスクがあり、
日本の場合は、政府のリスクがあります(政府が、わざわざ作るリスクです)。
こうして、株式市場は、バブルの時のように過熱しないで済んでいると言われています。
今は、超がつくほど、金融緩和の時代ですから、バブルが起きても不思議ではありません。